亀川果野|風景を分かる
このたびTHE POOLでは、2026年3月3日(火)から3月14日(土)まで、亀川果野(1996-)の個展「風景を分かる」を開催いたします。
日本画を学んだ亀川は、これまで一貫して「言葉」「文字」「イメージ」の関係性を主題とした制作を行ってきました。事物と言葉、言葉と文字——それぞれが結ぶ関係は自明のようでありながら、実のところ恣意性をはらんでいます。亀川はその前提に立ち、文字の形体と意味表象の働きに着目し、新たな関係性の再構築を試みます。
本展では、作品そのものとテキストのあいだに生じるズレや、鑑賞体験におけるタイトルの位置づけへの問いを起点に展開された新作を発表します。支持体にあらわれる文字のような図像は、意味を伝達するはずの記号でありながら、同時に純粋な視覚的形象としても立ち現れます。そこでは「読む」ことと「見る」ことが交錯し、鑑賞者それぞれの文化的背景や経験によって、多様な解釈が誘発されます。
伝統的な日本画の素材や技法で領域横断的に思考を拡張する実践。
その緊張関係のなかから生まれる亀川果野の新たな展開に、ぜひご期待ください。
亀川果野|風景を分かる
2026年3月3日 ー 14日(土)
時間|14:00ー 19:00
休廊|日・祝・月
会場|THE POOL
亀川果野|Kano Kamegawa
1996年 熊本県出身
2025年 広島市立大学大学院 芸術学研究科造形芸術専攻博士後期課程 修了
SOLO EXHIBITIONS
2022年 「Letter for images」THE POOL、広島
2022年 「気になること -past work-」CREATORE with PLUS HIROSHIMA、広島
2022年 「文字についての試行」広島芸術センター、広島
GROUP EXHIBITIONS
2025年 「共鳴−椿絵コレクション×現在の作家たち」UNPEL GALLERY、東京
2025年 「Emanating Traces」MAKI Gallery/天王洲、東京
2024年 「第24回芸美会展」福屋八丁堀店美術画廊、広島
2024年 「2月の集い」 広島芸術センター、広島
2023年 「WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION」WATOWA GALLERY、東京
2023年 「Annual vol.1 -Imaging-」THE POOL、広島
2023年 広島T-SITE ART FAIR vol.3「イメージとことば」広島T-SITE
2022年 「砂州に立つ」広島芸術センター
2021年 「ALTERNATIVE KYOTO」-もうひとつの京都- 想像力という資本/南丹エリア 「南譚:介在する因子」南丹市八木町
ARTIST IN RESIDENCE
2020年 「京都:Re-Search 2020 in 南丹」京都府南丹市、京都
WORKSHOP
2025年 「自然の素材で絵を描こう」広島市現代美術館モカモカ
2022年 「石と砂で絵具を作ろう」せんだまちアートプロジェクト
AWARD | SCHOLARSHIP
2024年 広島文化新人賞 第5回(令和6年度)個人の部
2024年 第24回芸美会展 芸美会賞
2023年 WATOWA ART AWARD 2023 準グランプリ
各審査員賞(河西可奈賞、沓名美和賞、牧正大賞)受賞
2022年 公益財団法人佐藤国際文化育英財団第31回奨学⽣美術展
PIGMENT TOKYO協賛賞、株式会社呉⽵協賛賞
2021年 公益財団法人佐藤国際文化育英財団第 31 回奨学⽣
2021年 修了作品優秀賞(第 24 回広島市立大学芸術学部卒業修了作品展)
ART FAIR
2023年 「Art Fair Beppu 2023」大分県別府市