nds|Viewer
このたびTHE POOLでは、2025年11月4日(火)から16日(日)まで、写真家の赤羽佑樹と映像クリエイターの新見知哉によるユニット〈nds〉による展覧会「Viewer」を開催いたします。
〈nds〉は、映像と写真のあわいに生じる“みる”という行為を、テクノロジーを介して可視化する実践を続けています。 本展「Viewer」は、AIの誤認識やローリングシャッターの歪み、フォトグラメトリによる空間の再構成など、さまざまな技術的現象を素材に構成されます。
その技術的プロセスを経て変形された映像や写真の断片は、視覚の自明性をやわらかくほどきながら、私たちが“みる”という行為を通して世界を構成していることを静かに示しているようです。
テクノロジーが感覚や認識の枠組みを拡張する時代において、ndsの活動は「写真以後」の風景を生きるための思考であり、同時に“みる”ことそのものへの批評的なまなざしを提示します。
nds「Viewer」
会期|2025年11月4日(火)– 11月16日(日)
時間|14:00 – 19:00 ※11.9、10 は休廊となります。
主催|THE POOL
nds(赤羽佑樹×新見知哉)
2022年に結成した、写真家の赤羽佑樹と映像クリエイターの新見知哉からなるユニット。
写真画像を軸として、画像生成ツールや画像編集アプリケーション、特殊撮影技法を用いた実験を行い、現実と抽象の交わりや新たな視覚表現を追求している。
略歴
2024 「open studio」STUDIO322/Kunitachi Art Center 2024(東京)
2023 「margin of error 2」Gallery Yukihira(東京)
2023 「言葉から成り立つ 新しい写真のゆくえ」FabCafeTokyo(東京)
2023 「Neural Dreamscapes」 こいずみ道具店 | 倉庫(東京)
nds